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2016年10月 草木染体験~藍染~

午前中はあいにくの雨だったのにもかかわらず、午後になると雨も上がり初めての藍染体験をすることができました。今回は盛沢山!手ぬぐいを絞りや板締めにして、エコバッグは型染めまでやってみました。

まずエコバック用に名前の型を作ります。さすが4年生にもなるとローマ字が人気です。下書きをした後、型用の少し厚い紙(本来は柿渋で防水した紙を使用しますが、今回は合成の厚紙を使用しまし)に文字を写していきます。その後、一人で名前を彫れる子は自分で彫って、カッターは使えるけど細かい文字を彫るのはちょっとという子はお手伝いしました。型が出来上がったら、のり置きです。使うのりは白玉粉と糠が原料の全て自然素材でできています。布の上に型を置き、のりを置いていきます。のりを置いて乾かしている間に手ぬぐいの絞りや板締めをしておきます。洗濯バサミで挟んだり、ビー玉や割りばしを輪ゴムでグルグルして準備OK!

型染ののりも乾いたので、いよいよ藍液に投入です。いざ藍液の周りに集まると、「おえ~くさい!」「手が汚れちゃうよ~」など後ろ向き発言続出。すかさず周りの大人に「昔はあんなにドロの中で散々遊んでいたじゃない」「裸足だったし手も黒かったじゃない」と言われてました^^汚れたくない子はゴム手袋をして覚悟を決め、藍液に自分の布を浸します。「なんか緑色だ」「そうそう、藍は空気に触れて酸化することで青くなるんだよ」というやりとりをしながら5分くらい経ったら一回藍液から布を取り出し空気に触れさせます。そして再度投入。今度は3分くらいであげて水でじゃばじゃば洗い流します。ここが一番の醍醐味。洗いながら輪ゴムやビー玉を外していくと、素敵な柄がお目見えしました!「うわーすげー」「こんなにキレイにできるなんてすごい!」と後ろ向き発言から一転。みんな満足気で良かったです。

身の回りで使えるお気に入りの一つに、今日の作品も使ってもらえるかな?風になびく手ぬぐいは、見ているだけで気持ちの良い風景となっていました。

昔の人は柿渋や糠、藍など自然のものを使っておしゃれを楽しんでいたんだね!みんなはそこまで思いを馳せることできなくても、少しは染めの楽しさ味わってもらえたかな?


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